
2026年2月8日から12日までの5日間、沖縄県・豊崎海浜公園テニスコートにて、大正製薬株式会社(リポビタン)と公益財団法人日本テニス協会の協力を得て活動している女子ジュニア育成プロジェクト「リポビタン Presents 伊達公子×YONEX PROJECT ~Go for the GRAND SLAM~」4期生の第2回キャンプを開催いたしました。
今回のキャンプで掲げられたテーマは「ずぶとさを手に!」。これは、プロジェクトの基盤である「しぶとい攻撃力」に加え、世界、特にグランドスラムの舞台で欧米選手と対峙し、勝ち抜くために不可欠な要素として、伊達公子さんが直近の全豪オープンを経てリアルタイムに感じ取り、選手たちに提示した指針です。
沖縄の温暖な気候ながらも、時折強い風が吹く難しいコンディションの中、練習は技術、フィジカル、メンタルが密接にリンクした高強度のプログラムとなりました。オンコートでは、スイングの基本動作やサービスといった個々の課題克服に加え、逆クロスからネットを奪う動きなど、実戦同様のプレッシャーの中で精度を維持する練習メニューが行われました。


この技術練習の土台となったのが、徹底したフィジカル強化です 。機能改善エクササイズを通じて「股関節の使い方」などの身体操作を深く掘り下げたほか、ビーチでのトレーニングやシャトルランなど、日頃の倍以上のボリュームで自分自身を追い込むメニューが組まれました 。低年齢の小6の吉川汐里、中1の小菅空は、自身の身体に関する疑問や気づきを「言語化」してノートに書き留める作業を取り入れ、身体の動きとショットの繋がりを頭でも理解させるプロセスが重視されました。
キャンプを振り返り、伊達公子さんは次のようにコメントしています。

「全豪オープンで卒業生や世界のジュニアの戦いを見た時、『しぶとい』だけでは足りない、もっと『ずぶとさ』が必要だと痛感しました。沖縄の環境が選手たちの背中を押し、次から次へと新しいことをするのではなく、一つの課題にじっくりと取り組む良い5日間になったと感じています。試合期を挟んで迎える次の宮崎キャンプで、この『ずぶとさ』をどこまで自分事として落とし込み、トライできているかを楽しみにしています」
また、フィジカル面を支えたトレーナー陣も、選手たちの変化に手応えを感じています。館崎雅晴トレーナーは「ジュニアたちが限界ギリギリまで頑張り、痛みが出た際にも『自分は何をすべきか』という発想が生まれてきた点に成長を感じました」と語り、川田真琴トレーナー(R-body project)は、「例えば『股関節を使う』とはどういうことか、言語化させることで理解のズレを埋める作業ができました。トレーニングを単なる運動で終わらせず、テニスへどう転移させるかを実感し始めており、さらに高められるポテンシャルを感じています」と、選手たちのさらなる飛躍に期待を寄せました。


4期生たちは、この沖縄で得た「ずぶとさ」の種を胸に、春のジュニア大会シーズンへと挑みます。本プロジェクトは引き続き、グランドスラムジュニア出場という高い目標に向かう選手たちを全面的にサポートしてまいります。

【キャンプ概要】
日程: 2026年2月8日(日)~2月12日(木) 5日間
場所: 沖縄県・豊崎海浜公園テニスコート(豊見城市字豊崎5番地2)
参加選手:吉川汐里(小6)、小菅空(中1)、宮本珠莉愛(中1)、梅田巴花(中2)、石田友羅(中2)、色川渚月(中3)、鈴木美波(中3)
※浦田夏帆(中1)、宮本珠莉愛(中1)は大会出場により欠席
講師: 伊達公子、石井弥起、近藤大生、川田真琴(R-body project)
公益財団法人日本テニス協会から 土橋登志久、中山芳徳、手塚玲美、館崎雅晴